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想うほどに。

いくつも色を並べては、求めてる色になるように塗りつぶす。キャンバスが埋まる頃私は大きな翼をつけて、飛べるように。
募る想いを声に出したら、あまりにも空虚な言葉で、安くさくて、うまく言えないんだ。
冷える指先温めるのはあなたがいい。想うほどに、あなたの背中が霞む。空気を噛むような静けさ。きっとこれが恋、最初で最後の恋。

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