もうそろそろ緞帳が上がる
やっぱやめようかな、怖気付く僕の
背中を悪戯に思いっきり世界が押した
仰け反って倒れ込んで目を開ける、光、光
数字の羅列・無限の矛盾の連鎖
漢字ばかりで小難しいこの僕です
まるで出来上がった道を歩くだけのよう
期待してたのに裏切られたんだ
出来てないどころか何もなかったんだ
だから僕は僕の世界に鉄格子を
前方にも後方にもバリケードを
でもなんだか悲しくなってきて
去っていく運命の背中をまだ追ってると
なんだか負けた気がするんだよ
「生きてみたいんだよ」
僕を包むその美しい歌声が
命ある者への讃美歌が
パックリと口を開けてる地獄の入口が
まだ生き足りないこの目で睨んでやるんだ
この光の中で 中で 中で
だからさ、止まないで歌声、歌声
お願いだから 生きたいから