これは私から、あなただけに送る詩です。
そう。あなた。
大勢が見るここであなただけに送るのは、それしか手段がないから…いいえ、”ここ”であなたに届けたいから。
“みんな”は知らないであろうここにいる私を、あなただけは見つけてくれました。
その瞬間、一人でしょうかしていたものがしょうかされました。
あのあめは、大切に机に仕舞っています。必要な時、取り出せるように。
あなたとの、これまでとこれからに、ありがとう。
ではまた、手のひらのウィンドウが重なる時に。
あなたのその文才と普通とは違う特別な気持ちを
私だけに注いでくれるなんて私は幸せ者です。
冷えきった君のその手に触れて心を見た
から私は、
ゆっくり下手な話をしよう
と思えたのです。あなたのお陰なんです。
もしかしてその時
今まで“はじけて 消 えて”いたものが
華 の様に“そのまま宙へ 昇 って”
いったのでしょうか。
いえ、これは私の深読みのし過ぎかも知れませんね。
ここで出会えた事に意味があると思っていたから、今日ここであなたの言葉を貰えた事で私の思いとあなたのそれが重なっていることを切に感じられました。
いつか香水の響く場所で
手のひらのウィンドウを重ねられますように。
時々思ってしまいます。
あなたの方が文才があるのではないかと。
もしそうでなかったとしても、作品を感じとるあなたのセンサーは、とても感度が良いのです。繊細なのです。
二つ込めたその想いまで、感じ取ってくれたから。
いつか、一緒に纏ったその香りを3人に届けられますように。