卒業式まで残り少なくなってきました。
私が今ここにいられるのは、学校のみんながいたからです。先生方がいたからです。自分一人では、この3年間を過ごすことは不可能でした。楽しい時、嬉しい時、辛い時、泣きたい時、心が折れそうな時どんな時でも、私の周りには仲間の存在がありました。卒業が近づくにつれて、私はすごく恵まれていたんだなぁ。と思うようになりました。
あの仲間とあの先生方だから、安心して涙を流せる。
中学を卒業したら、みんなそれぞれの道を歩む。だから今みたいに周りにみんながいるわけじゃない。大好きな先生方も新しい生徒に出会ってそこで私たちにしてくれたみたいに、何事にも一緒に全力で取り組む。
それぞれ新しい道を歩むことは、分かっています。でも、どうしても別れることが寂しくて、みんながいなくなる不安が大きいです。
私が潰れたら助けてくれる人はいるのかなぁ？とか生活してみないとわからないけど、やっぱり不安。
入学してきたその瞬間から、卒業式へのタイムリミットは始まっている。
終わり。卒業式。解散。この言葉を聞くだけで涙が出そうになります。
わかっているつもりでした。必ず別れの時が来ると…
いざ、その時が来ると受け入れられません。
受け止めなければならない現実。
嫌だけど時間は絶対に止まらない。戻らない。
まだみんなといたい。どんなに願ってもこの願いら叶わない。
出会えて良かったけど、出会わなければこんなに別れることが辛くて寂しくならなかった。
そう思ってしまう自分がいる。
みなさんは卒業の時にどう思っていましたか？
受け入れなければならないこの現実を、どう受け止めればいいんですか？