どんなに真っ直ぐだったって “深い”言葉は存在する 何も婉曲ばかりが文芸じゃない 何も熟語ばかりが語彙じゃない だって、ほら 君がたった今放った あまりにも素直な「好き」は 嗚呼、“海より深い”なんて なんとも在り来りな喩えが こんなにも良く似合う