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きさらぎ

日射しの音に耳をすます
私の少し後ろで
『ーーーーー』
そう呟いたあなたの
瞳のなか、さらには奥を
覗きこんでみたかった

君が車を運転できなくても
椅子から立てない占い師でも
しゃがんで見つめて笑いあって
一緒にいきたいと思った

僕らのことはいつでも
風がわかってくれている
いまは会えないけど大丈夫
ずっと先、海を見渡すあの岬で

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