魔法のキノコの森。ここはそういう名前らしい。気づいたらここに倒れていたらしい。
いつからここにいたんだろう?私はなんでここに?思い出そうとすると頭が痛い。
すると、中からこの家の住人のキノノが言った。
『洗濯物、乾いたよ!ここに置いておくからね。』私は、『ありがとうございます。助かります。』と言った。
『いいんだよ!遠慮しないでいいし、敬語使わなくていいからね!』少し覗くと、キノノが魔法を使って他の洗濯物を乾かしている。
どうやったら、乾くのか?私は知っているように感じるが、なぜか思い出せない。
キノノは言った。『少し話すけど、君はどこのキノコだい?ここではあまりみないけど?』
『私は。。。キノコではないです。。。と思います。』私は、ちょっと言い淀んだ。
『そうなのかい?ふうん。。。君は思い出せないって言ってたね?じゃあ私が魔法で君の頭の中をみてあげる。いくよ!』
キノノはそう言うと魔法のキノコを出した。『なんだいこれは!?鍵がかかってる!私に見えないものはないのに!どうして!』
キノノはその場で崩れ落ちてびっくりしている。なんだろう。このざわめきは。
エピソード0。完。