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世界線

君がいなかったら僕はいない、なんて
そんなこと言える柄じゃない

君がこの世界に、いなくても
皮肉にも、僕は、存在するだろう

この世界には、余った僕がいて
この世界に足りない誰かがいる

ここは誰かがいない世界
そこは僕がいない世界
あそこは君がいない世界

そう、君の世界に僕はいない

それでも僕を探してくれるかい?

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