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こんなに美しい月の夜を君は知らない

人は何かに必死になることなく生きることなど
どうしても出来ない
でもその必死さの裏では
皮肉な程変わらない暦が流れる

突然の雨に振られて立ち止まる
それを機に空を見上げると
今まで気づかなかった美しさがある

でもそれは必死さがもたらした
美しさなのかもしれない

だからこそ美しさは体に染み込む
そんな雨に生かされていると実感する

  • 秋元康先生
  • 出版おめでとうございます
  • 齋藤飛鳥先生の帯も素敵です
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