人は何かに必死になることなく生きることなど どうしても出来ない でもその必死さの裏では 皮肉な程変わらない暦が流れる 突然の雨に振られて立ち止まる それを機に空を見上げると 今まで気づかなかった美しさがある でもそれは必死さがもたらした 美しさなのかもしれない だからこそ美しさは体に染み込む そんな雨に生かされていると実感する