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ステルスナンバー

聞き流してくれ
ただの僕の独り言だから

愛されないのは分かってるよ
若すぎたんだと分かっている

「マメは潰れて血が出て
 夢が膨れるたびに大きくなった」

そんなのに憧れてた
不器用なクセに華奢なこの手が嫌いだった

誰かの足音が聞こえた気がして
振り向いても誰もいないのに

いつだって僕らは欲しがって
なんだって掴みたがるけど

僕には僕の歌しか歌えないから
僕には君の歌は歌えないから

産声をあげたとき君は叫んだんだ
誰も知らないステルスナンバー 

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