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しゃんでりあ

雨は、しとしとと。
桜は、終わりを迎えようと。
その足元で、枝だけの低木は、輝きを増していた。
なぜならば、桜が光を、みんなに分けたから。
花びらという光を枝につけて、低木は、

しゃんでりあになれた。

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