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わすれたくない

他の誰にも生まれない対抗心みたいなのが
私の中にぽっかり生まれて
君のことを笑わせようと躍起になってしまう
いや、君の方がよっぽど
私を笑わせるのが得意なようなのに
君に溢れた最高の笑顔が
色濃く私の中で残っていて
ひと足早く大人になった君が
お酒なんて飲む姿にむずむずして笑って
いつか一緒に遠くまで行こうね
なんて小さくて大きな約束まで作ってくれて
だから
君があまりにも幸せをくれてしまうから
この心地いい関係が崩れるのが怖かった
あの人に会って私の事なんて忘れるんじゃないかって怖かったときもあった
会えないが苦しかった
ただ君が、君も含めた3人でいる時間が
とてもとても大好きで
そんな時間を忘れて欲しくなくて
私はまた君を笑わせたくなる

  • 好きって言葉に余計な意味なんてつけないで
  • だいすきなんだ
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