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あのね

あのね
貴方のこと離したくないんだ
貴方のこと幸せにしたいんだ
貴方を笑わせていたいんだ

君のこと大好きなんだ。

「簡単に言えたらいいのに。」
春風に吹かれながら呟いた。

坂の下に見える海は
あの日とは少し違って色褪せて見えた。

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