高校の制服
初めてのスマホ
おろした髪の毛にくすぐられて
払う手に付けられた腕時計
チクタクと過ぎる時はただ
大人になるまでのカウントダウンの様で
愛おしく ひたすらに 真っ直ぐに
考査も掃除も授業も
中学と変わらない日々なのに
ローファーの音と学校帰りの寄り道に
彩られて磨かれて輝きを増す
キラキラと光る日はただ
将来の想い出の欠片の味がして
甘くて 苦くて 淡い
逃しそうな毎日を繋ぎとめて
掴んだその手は離さないで
青い 赤い 楽しい 辛い
全部汲み取って 全部吐き出して
あぁ、
青春だと、思う。
レスありがとうございました!!
解釈も妄想も
僕が詰め込んだものばかりで
嬉しいような種明かしされちゃったような…
でも種は明かされてなんぼですよね!
深くまで汲み取ってくれる方に読んでもらえたことが何より嬉しいです!
こちらこそこれからもよろしくお願いします!
あ、先程のレスに感想を書くの忘れてました(笑)
4行、3行、4行、3行、
の形で景色の描写と形容の描写を繰り返していて
何より綺麗だなって思いました。
内容も初々しさ、目に映る輝かしさが細やかに書かれていて
本当に完璧です。
ここからは余談ですが
以前からららいちごは改行を使った間の取り方が上手な詩でしたが、
最近はそこに間だけでなく、言葉にできない気持ちや余韻のようなものまで入っているようで
最近のららいちごさんが今まで出会わなかった色んなことを感じているのかなと
どこか年上として偉そうに思っていました
その青春を大事になさい。
永遠のように見えてしまうけど、結局は終わりが来て、すぐに遠いものになってしまうから。
byコロナで高校の青春の6割を奪われた浪人生