会いたいときに会えない君から
電話がかかってくる
昼の陽気の残像か
真夏の夜の亡霊か
今夜も僕は 君のことが好きだろう
明日明後日も好きだろうね
まして着飾って会ってる時なんて
愛おしくて仕方ないのかも
あまり考えすぎないで
もはや君だけの命じゃないの
胸の奥にチラつく 理想を
叩きつけて 僕を困らせて
夏は 君が僕を騙すため
脳ミソを少し遅らせるシステム
ましてよすがのひとつにされても
なんの文句も言えない仕組み
今夜も僕は 君の声を思うだろう
肌や髪の毛も思い出すかも
だってドラマなら引っ張りすぎだ
星空が消えていく