昨日頑張ったピカピカの爪
今日刺されたぐっさぐさの心
どうして寝て目を開けるみたいに
造作もないみたいに
努力は崩れ去るのでしょう
どうしてこう意地汚い一途が
美化されてしまうのでしょう
その言葉の隙にまた
エゴが組み込まれて
怖くて恐くてとてもじゃないけど生きられない
解ってる
解はもう出てる
誠実な振りされたこの言葉が
きっとこの先
これ以上に崩れ落ちる未来が
変われない馬鹿な美化が
青春だって決めつけないと
きっと生きてけないから
この辛すぎる一途が美しいって
知ってたから
いつか実感を連れてきたなら
その時は
貴方を美しいままで嫌いになりたい
溜まった垢を少しずつ、
誰かと笑い合いたい。
嫌だけど。