「あー駄菓子屋に行く所だったんだよね」 「実はわたしも…」 「へー皆駄菓子屋へ行くつもりだったのか」 一緒か~とミツルはうなずく。 「んじゃ、俺も行こうかな」 暇だし、とミツルは言う。 「そいじゃ行こうかね」 耀平がそう言って歩き出した。 「あ、待ってよー」 ネロは耀平の後を追いかけた。 他の3人も歩き出す。 わたしも彼らに置いてかれないように歩き出した。 〈11.ゴブリン おわり〉