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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 12.ユニコーン ④

「まさかとは思ったけど…意外と普通の人みたいね」
「うっ」
彼女にそう言われて、わたしはついうろたえる。
「まぁ良いわ」
そう言って少女はわたしに言った。
「わたしは唯似、一本松 唯似(いっぽんまつ ゆに)」
気軽に唯似と呼んでちょうだいと彼女は笑いかけた。
「…あ、不見崎 清花(みずさき さやか)です」
よろしくって事で良いのかな…とわたしも自己紹介した。
「…それで? 今回はどうするの?」
わたしの自己紹介が済んだ所で、唯似は話を切り出す。
「今日? 今日はね…」
ネロはふっふっふと笑った。
「新寿々谷に行こうと思うのさ」
新寿々谷ね…と唯似はうなずく。
「新寿々谷?」
新寿々谷に用があるの?とわたしはネロ達に尋ねた。

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