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授業テーマ

新曲Spinning WorldのMVの研究でもいいかなぁああああああ!!!!!ってことで考察載せちゃう。

このMVの舞台は、何十世紀もの歴史があるとある国のシンボルとなっている、分厚い雲を突き抜けるほどの高い塔。言い伝えでは、その国の初代皇帝が作ったとされている。国には、この塔の最上階にまつわる様々な言い伝えがある。例えば、この世で1番美しいからくり人形たちがいて、絶えず踊っているという噂や、お茶会をし続けているという噂、テーブルゲームをし続けているという噂など、様々ある。1000年に1度、分厚い雲が途切れることがあり、近くの山の頂上からからくり人形たちが見えるという言い伝えがある。しかし、現代に生きる人の中でこのからくり人形たちを実際に見た人はいない。

っと、長くなると迷惑だから続きはレスで。

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  • 実際には、からくり人形たちは日替わりで同じことを繰り返しており、ある日は踊り続け(0:21〜など)ある日はお茶会をし(0:00〜など)、またある日はテーブルゲームをし続けた(1:41〜など)。からくり人形たちは最初は楽しく、日々の行動を繰り返した。誰かが止まれば他の誰かがゼンマイを巻き(0:38など)、それを繰り返していた。しかしある日、からくり人形のうちの1人がこの"繰り返し"に気づき、終わることの無い日々に恐怖を覚える。そして、他の人形のゼンマイが止まりそうだと感じていながらも、ゼンマイを巻くことが出来なくなる。(1:38ゆかちゃん)やがて全員のゼンマイが止まる(2:33)。これでからくり人形たちの終わることの無い"繰り返し"の循環は断ち切られたかに見えた。
    しかし物語はここでは終わらなかった。実はこの塔には、からくり人形たちによく似た美女がいた。正しく言えば、美女たちによく似たからくり人形たちがいた。この美女たちは初代皇帝に気に入られ、不老不死の薬を飲まされ、この塔に幽閉された人たちであった。美女たちは、初代皇帝が生きていた頃は勅令により、自分たちが踊っていた。やがてこの皇帝が崩御すると踊るのを辞めた。すると塔の周りだけが凄まじい雷と豪雨にあい、これを亡き皇帝の怒りだと思った美女たちは、お付きの者に自分たちによく似たからくり人形を作らせた。それを踊らせることで、亡き皇帝の怒りを鎮めることに成功した。ただ、毎日踊り続けているからくり人形たちを見るのは退屈で、時々お茶会やテーブルゲームをさせることにした。からくり人形たちが定期的に全員の動きが止まり、その度に美女たちがゼンマイを巻き直す(2:48)、このことすらも"繰り返し"の一部だった(3:03)。
    塔から出ることも、老いることも、死ぬことも出来ず、"繰り返し"から抜け出せない悲しみを感じながらも(2:54あたり、3:31、3:40)、美女たちはゼンマイを巻くのだった(3:10)。今日も塔の最上階では、からくり人形たちが”まわって”いる。