現実的には不可能な話ですが、5年前の自分とGENERATIONS先生の『Pray』を聴きたいです。そして、お互いが抱えている誰にも言えない感情を吐き出し合いたいです。
この曲を初めて聴いたのは、中1の7月でした。この曲の歌詞は、わけもなくただ人と関わることが嫌になり、そのくせ孤独感に苛まれていた自分に寄り添ってくれているようでした。
また、人生で初めて行ったライブでも、この曲が披露されていました。そこで歌詞に込められた片寄さんの想いを知り、聴きながら涙が止まらなくなりました。
当時の私は、毎日死ぬことばかり考えていました。そんな真っ暗闇の中にいた私に光を与えてくれたのが、GENERATIONS先生です。
今は「死にたい」と思うことはなくなりました。
「自分は出来損ないの失敗作で、本当は存在しちゃいけない。でも死にたくはない。
だから代わりに、誰かに自分という存在を抹消してもらいたい。」
そんなことを考えます。
死にたかった当時の自分と、いなくなりたい今の自分。たとえ愚かな傷の舐め合いだとしても、似て非なる感情を抱えた者どうし、大好きなアーティストさんの大好きな曲を聴いて、語り合いたいです。