育ちが違う。
そんなことは一目見てわかっていた…
あの子は可愛くて自由で、何より心の底から発されているかのような明るさを持っていた。
自分にはない…得られなかった…いや違う、失ったものだ。
いつ…?
もう思い出せないや
親からは褒められずに育てられ、中途半端な器用さは友達から避難の対象だった。
完璧主義も自己否定もそうやって形作られた。
気づけば褒められる度に疑い、悪口とその傷だけを信じるようになっていた。
そのはずなのに…
あの子がくれたその明るい褒め言葉は何故か信じることができた。
惹かれるにはそれで十分だった。
未完成の全知全能さんありがとうございます!これからもがんばります!!
未完成の全知全能さんもとても素敵なポエムで甘酸っぱさが伝わりました。私もそんなポエムがかけるようがんばります!
お久しぶりです(こっそり覗きには来てたけど投稿してなかった者です)
惹かれるときって、真剣に考えたら「そんなことで?」というような些細なことが理由だったり、その人を羨むうちに気づいたら好きに発展していたり、本当によく分からない場合が多いんだなぁとこの詩を見て思いました。
立派な理由とか道理とかよりも、「惹かれるにはそれで十分だった」。
恋の奥深さが感じられた気がします。