「え~面倒くさーい」
「ふーん」
皆がそれぞれ色々な反応をする。
「…まぁ、良いよ」
付いて行きたいなら付いて来いよ、とネロはぶっきらぼうに言った。
「え、良いの?」
ありがとう、とわたしは返した。
「…」
…と、わたしは黎の視線に気付いた。
「…どうかしたの?」
わたしがふと尋ねると、黎は静かにわたしの方を指さす。
「へ…?」
後ろに何かいるのかと、わたしは恐る恐る振り向く。
そこには、見慣れない小柄な少女がいた。
「えへへへ」
少女はわたしと目が合うと、楽しそうに笑みを浮かべる。
リャナンシー!
人族社会に紛れて潜入して有力者を吸血してくるタイプのそこそこレベル高い蛮族だ!(SW知識しか無い)
調べてみたらケルト系のちょっとやばい妖精なのか。
今回現れた謎の少女、なかなか不穏な雰囲気で面白そうです。
レスありがとうございます。
不穏な雰囲気がしますか。
それなら嬉しいです。
これからの展開をお楽しみに。