※前回を読んでから来てください
「なんでいるの!?」
「いや・・・友達がお守り買おうって言われたからついて来ただけ。」
「そうなんだ・・・。」
ドキドキドキドキ
どれだけ時間が経ったんだろう。緊張しすぎて何も喋れない。
君は今、何を考えているんだろう。
そういえば、友達は・・・?
辺りを見回す。ぐるりと360度。
なんか・・・違和感な気がする・・・。
そして、私は衝撃的なことに気づいた。
「ねえ、誰もいないよ!私達、置いて行かれたかも!」
今すぐみんなのところへ行かなきゃ。そう思って走ろうとしたその時
「待って!」
君が私の袖をつかむ。
「なあ、買わないのかよ。その・・・縁結び・・・。」