最初は興味だった。 その波に飲まれていった。 魅せられた私は何度も何度も揺らされていった。 それから二年、改編されてしまった波には ついていけずに私は浅瀬へ打ち上げられた。 それからめっきり波には乗らなくなった。 かわりに光に目を奪われた。 いつからだろうか、波を求めなくなったのは、 光に盲信するようになったのは、 波に揉まれて、心を淀ませた私はまた波に魅せられて 久しぶりの波に乗りにきた。 あれからどのように変わったのだろうか。