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普通じゃない自分

何回かここで言ってるけど、ぼくは発達障害と場面緘黙症という病気を抱えています。
発達障害(自閉症)はある程度周知が進み始めているし、自覚症状もあまりないので別に気にしていないのですが、問題は場面緘黙の方です。
場面緘黙症というのば、特定の場面や状況で喋れなくなる病気です。
「それただの人見知りじゃね?」「コミュ障じゃん」と思われる方が大半だと思われますが、これはれっきとした病気なのです。
実際、自分がまともに会話できるのは弟妹ぐらいで、親を含む他者とは全く会話ができません(一言二言ぐらいならできるし、電話なら誰とでもできる)。
声が出ないんです。
診断を受けたのは去年の8月で、それ以前はばあちゃんに「こういう病気があるんだけどもしかして」と言われるまではずっと何も分からないまま苦しんできました。
喋れないことが原因で馬鹿にされたりいじめられたりもしてきました。
高校では、小中で喋れないことによるトラブルが起きていたこともあって、診断をもらう前からかなり配慮してもらってました。
しかし予備校では自閉症含め障害のことは黙っています。
父さんが自分の病気を認めたがらないからです。
もしもの時の「保険」のために障害者手帳を交付してもらった時も、かなり難色を示してきました。
だから予備校では障害のことは黙りつつ、あくまで「会話がとてつもなく苦手」ということで配慮してもらってます。
でもいつまでも障害のことを黙ってる訳にはいかないと最近は思ってます。
第一志望校の入試には面接が必要で、どうあがいても障害に関して配慮をしてもらわないといけないからです。
今度入試相談会へ行くのでその時に詳しいことを聞くつもりでいるのですが、予備校に黙って配慮してもらうのは問題があると思ってます。
でも予備校に障害のことを言ったことがバレたら父さんに怒られるかもしれません。
黙っておくべきか、言うべきか、ここの所ずっと迷ってます。

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