「はぁ…」
わたしは思わず呟く。
「りいら、前住んでた所には友達がいたの」
りいらちゃんは手の中のラムネに目を落としながら言う。
「皆といると、本当に楽しかった」
でも、と彼女は続ける。
「寿々谷に引っ越してから会えなくなっちゃって」
りいらちゃんはさらに続ける。
「りいら、寿々谷になんか来たくなかった」
皆とバイバイしたくなかった、とりいらちゃんは涙声で言う。
「あの街へ帰りたかった」
だから…とりいらちゃんは顔を上げる。
「知らない人をりいらの異能力…”リャナンシー”で知らない人を操って、元いた街に帰ろうとしたの」
りいらちゃんはぽつりと呟く。
「…どうして、知らない人と一緒に?」
1人でも帰れたんじゃ…とわたしは尋ねる。
レスありがとうございます
羨ましいのなら、ドイツのリューベックへ行かれるとよろしいかと
渡り鳥ルートの航路のあったファーマルン島まではリューベックからなら電車でも車でも1時間だそうですよ
それか、コペンハーゲンから橋を2つ渡って着くロラン島に行かれるのも一つの手段ですよ
ロラン島南部のロズビューハウンという町の港(デンマーク語で港という意味の単語自体、Havnと書いてハウンと読みますが)から列車が船に入り込んでいたので雰囲気は味わえるはずです
今でもその区間にフェリーが通っているかは知りませんが
こちらこそレスありがとうございます。
おすすめありがとう。
海外って行ったことないからさ、多少の憧れはあるのよね…
海外経験がないなら、台湾の高雄とか台南なんかまさにおすすめですよ
高雄も台南も歴史的、商業的な経緯から結構日本語が通じるので
台湾全土で日本語が通じないことはないと思いますが、台北は他の国からも色々な人が集まる関係で台北では英語を使ったほうが無難ですかね
台南のどの地区か忘れましたが、安平かどこかでは戦時中の日本軍パイロットが神様として祀られている霊廟があり、台南の北隣の嘉義には戦前に前年まで無名だったのに甲子園でいきなり準優勝した旧制中学(今は大学)があるので、その辺も機会があれば是非(実は嘉義に行ったことがないなんて言えない)