「ありがと!一緒にがんばろ!」
彼女から返信がくる。
一緒にだなんて言われたのはいつ以来だろうか…
まさか自分にまだこんな感情が残っていたなんて…
また人を好きになってもいいのだろうか。
好きになれば彼女は呪われるのに
僕は…疫病神だから
あれ以来ずっとそうやって生きてきたんだ。
あの子と同じ涙はもう流させちゃいけない。
僕と関わったら…不幸になるんだ…
一緒にか…
彼女が望むなら、
僕は仕方なく付き合うだけだ。
それならきっと…彼女が縛られることはない
僕が好きになりさえしなければ…
もう僕をこれ以上縛らないで…
彼女から自由になりたい…
好きになんてならなければ良かったのに…
縛られている自分の感情への嘆きと、
彼女を縛ってしまうかもしれないことへの不安。
「好きになれて良かったって思えたらいいのに」
の裏にある、「好きになってしまった」という事実と、動揺と、だからといって好きになるのはやめられない素直な気持ち。
どれも矛盾しそうなものだけれど、
それが共生させてしまう「恋」の力は偉大だと思いました
「彼女」に「あの子」と同じ涙を流させるかどうかは今後の「僕」次第だから、自分で自分を縛らないでほしいと「僕」に伝えたいような。
そう考えると、「呪縛」自体が「僕」自身が生み出したものなのではないかとも思ったり。
そうで無かったとしても、早く解けてほしいものだな、と。
久しぶりに深く考えられた気がしたので思わずレスしてしまいました。
突然失礼しました(実はお久しぶりです)