僕はよれよれのシャツを着ている シワでできた深い溝にこびりつく朝日 未練で汚れたのジーンズに通した足は 今日も前に進めない 心が肋にぶつかって潰れて弾けた 滴る青い魂 君が首からぶら下げる藍 もう一度だけでいいから 君のこと何も知らぬままで 会いたい 街角 裂ける目 廻る電磁波 痛い痛いイタい 君の縮尺で 懐古カイコ蚕 僕は温かな繭の中で また夢を見る