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完成された不完全

ミロのヴィーナスは両腕を失うことで返って芸術としての完成度を得た。
不完全は時として完全よりも大きな跳躍を持つ
完成は完全とは違う
完成はゴールだけど完全は終末
みたいにね

不完全だから可能性を残せる。
あらゆる物語も主人公が最終回でも生き残ってるから
未来を見据えられる。
僕らとともに生きているって思える。
不完全だから愛される。
足りないものを補ってあげたくなるから
たくさんの人を魅了する。

未完成だから可能性を掴めない。
あらゆる物語も未完成では誰もが続きを求めるから
誰もその作品の未来を歩まない
その未来に主人公がいないかもしれないから。
未完成だから認められない。
足りないことが悪とされるから
たくさんの人が追い詰める。

この差は何?
足りないことになんの差があるの?
ゴールなんて…誰が決めるの?

「人はその一生を全うするまで何者でもない。終わって初めて人として完成する。それがたとえ不完全であったとしても」

  • 考えるポエム
  • 僕はいつまでも未完成
  • みんなは何を求める?
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  • こんばんは!からみだいこんです〜!
    もう一つレスさせてください!
    すごくいいポエムですね!未完成の全知全能さんの思いが詰まっていて、その未来に主人公がいないかもしれないから。というところに惹かれました!
    わたしもいいポエムをかけるようにがんばります!