金ぴかに吹き込んだ「愛してる」
もう言うことさえ許せないなら
言葉を塞いでみたい
寂れた痛みを包んで欲しい
それでも矢継ぎ早に吐き出されるのが怖い
広いとこで受け止めたい
不自由亡き愛はここだと
この心臓で受け止めたい
こんなもの抱えられないよ
もう無理だよ
延命措置は足りないの
貴方を削っちゃいけないから
でもそれでも私は
私の削り粕が零れてる瞳
あんまりじゃないかなって
瞬きもしんどいの
夜の心が溶ける時間を
待っていられないの
目も頭も時計も身体も
なにもまわらないから遠回り