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ユーラシア大陸縦横断旅63〜夜の情報戦〜

彼女は寝息を立てて夢の中にいる深夜1時、妙なプレッシャーから目が覚めてしまう
「彼女は寝てるし、今の内にやっちゃおうか」そう呟き、東京の電車のダイヤを調べ、目的地別に纏めて確実なルートを割り出し、イレギュラーにも備えてプランを幾つも用意する
「さあさ皆で歌おう俺達の歌を〜♪
(オイオイオイ!)
進め進め〜♪次のステージへ〜♪愛しの君と〜なら〜♪困難には負けない〜♪
百戦錬磨の知識、引き出す時〜♪あの子と2人武蔵巡るぞ〜♪
華麗に魅せろ俺流を〜東京生まれのプライドと積み重ねた知識〜♪今だ、纏めておけ〜♪
門司より遠く〜離れた東京〜俺の故郷が〜君の味方だ〜♪さあエスコートするぜ〜♪俺の出番だ〜♪
それゆ〜け弾けるLiebe♪使え〜よ閃くルート♪知識をうまく使って彼女を笑顔に〜♪
沸き立つ思い、君への愛は〜♪もう、止まらない〜永久不滅さ〜♪
この俺を虜にする君をいつまでもそういつまでも〜この想い共に抱き〜我ら支え合うのさ〜♪
関門海峡超えて届くこの想い〜♪
奏でよう俺ら2人で末永く愛を紡ごう〜♪
静かに〜されど熱く〜胸に秘めた想いは〜♪東京(ふるさと)で花となり〜いつまでも咲き誇る〜♪」かつて、想い人に会えなくてつらい思いをしていた頃、耐えきれない寂しさから俺が好きなプロ野球チームの選手個人応援歌の替え歌をしていた時期がある
当時作った替え歌とそれを即興でアレンジして歌いながらスマホで今後の予定を練り、気付いたら3時を告げる鐘が大英帝国繁栄を象徴する議会のある方から鳴り出す
「これだけやっとけば、多分何とかなるな。よし、これで寝られるな」そう呟き、もう一度眠りに付く

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