君が歌っていた歌を
口ずさんで寂しくなって。
そのことに気付いてバカらしくなったり。
君がいない日々でも
時に世界は美しく見えて。
そのことに気付いて虚しくなったり。
こんな僕の毎日を君は想うこともなく
遠い空の下で今日も笑っているのだろう。
そんな君だから愛しいんだ。
でも時々でいいから僕を思い出して泣いてね。
たとえその涙を拭うのが僕じゃないとしても
その時だけは誰よりも君の心の側にいるから。
こういう静かだけど想いの強い詩、すごく好きです。
想われた「君」はこの「僕」の気持ちに気付く日が
訪れることはあるのかな……。
石動:さん、レスありがとうございます。言葉を紡ぐうえで、誰もが使うありふれた言葉で、いかに自分らしさを出すかを意識している部分があります。私の他の書き込みも石動:さんが感じられた雰囲気があるんじゃないかと、自分でも少し感じるので、それが私らしい言葉の紡ぎ方なのかもしれません。
なぜか一人称が「僕」ですが、私目線の詩です。想いは伝えて届かなかったですが、今も大切な人です。