あのあと、カノンと話をして、色々疲れた。
部活へ行って、塾へ行って。
家について。
階段を一段一段上る。毎日同じことの繰り返し。
そろそろ飽きる。でも1つだけ飽きないもの。
それは、
ラジオを聞くこと。
父さんに昔買ってもらった白いラジオ。あたしはそれに名前をつけた。
幼馴染みのユースケと名前を決めた。
さあ、ラジ君今日も君の力で聞かせてくださいな。
ジャーンとギターの音。校長と教頭の話し声。
起立…叫べーーではじまるあたしの一番好きなラジオ番組。
ーあの日いつものようにラジオを聞いてた。でも少し変だった。
「ロックのスペルは……ラジ……LO……ラジ。
Cラジ。」
ガタガタラジオが揺れだした。ノイズもひどいし。
何これ?遠隔操作?いや、でも、あたしのラジオ遠隔操作して何が……。
とりあえずラジオを押さえつける。
ノイズも、揺れもどんどん大きくなる。
ガタガタ。ラジ……。
そしてあたしはついに揺れに負けて
ベッドの方へ吹っ飛ばされた。
ドーーーン
そこであたしは見た。ミオが言ってた空飛ぶラジオを。
「ラジ君ラジーーー!!!」
「ええええーーーーー」
PSついにラジ君登場。
そして冬休み到来!
まさかのSOL聴いてたら
空飛ぶラジオ登場パターン!?
面白い展開になってきましたね!
続きが楽しみです!
突然の展開に「(’ω’)ファッ!!?」ってなりました。
すごい面白くなりそうな匂い...笑