言葉がいつも本当の思いを含んでいるだなんて
誰が保証できるだろうか
はっと出た言葉でさえ、それがたとえ照れ隠しでも、強がりでも、綺麗事でも、受けとる側が嘘と本当を見分けるなんて無謀だと思う
せめてその言葉は本当であってほしいと無意識のうちに願いながら、耳は素直に音を拾っていく
そうやってまっすぐに、純粋に在るから
だから誤解に痛めつけられて
勘違いする自分を責めたくなる
そうならないように「守る」
言葉だけでなくて、相手の心まで
相手に向けて、一途に伝えようとする。
言葉が寄り道をせずに、
「あなた」につんと伝わるように。