登場人物
・村崎明晶(むらさき・あきら)
「プロフェッサー・アメシスト」を名乗る女性。髪は腰元まで届くほど長く、目つきの悪い目元には濃い隈ができている。村外れのトタン小屋に住み、改造P.A.の研究を続けている。既に3年この小屋から1歩も出ていないが、村の状況は知っている。現在の目標は村の解放。彼女自身の持つ光の力は悲しいほど弱く、単身では戦えない。光の力の量は「6」。これはリボルバー型P.A.を6発撃ってちょうど光の力が尽きたことから計算したもの。公的機関の診断は受けたことが無いため、完全に我流。
・三色吉代(みいろ・よしろ)
明晶に協力する青年。類稀なる強さの光の力の保有者で、明晶の改造ギアを使いこなせる貴重な人材。その力で村の解放に努めている。住所は村の外、元の村民たちが移り住んだ仮拠点の一つ。ほぼ毎日明晶の小屋に通っている。光の力の量は「1250」。
洞志村(どうしむら)
明晶達が住んでいた村。3年前に突如大量のカゲに浸蝕され、人間が住めない環境になった。数㎞離れた位置にあるSTIから、2度大規模討伐部隊が派遣されたが、その両方が全滅という結果に終わった。
占拠しているカゲは未確認の種類であり、耐久力が低い代わりに流動性に優れ、体内を移動しているためかコアの位置も不確定。ヌシも見つかっていない。