0

幺妖造物茶会 Act 2

「いいよー」
そう言って、キヲンは赤髪のコドモに白い生き物を手渡した。
「お、かわいいな」
いい子だな〜と赤髪のコドモこと露夏は白い生き物の頭を撫でる。
「コイツ名前なんて言うんだ?」
赤髪のコドモがキヲンに尋ねる。
キヲンはまだ決めてないよと答えた。
「そうか〜」
お前まだ名前ないのか〜と露夏は白い生き物に顔を寄せる。
そしてひとしきり頭を撫でた後、キヲンに白い生き物を返した。
「ほい」
「ありがと」
キヲンは白い生き物を受け取ると、今度は少し離れたところで紅茶を飲んでいるゴスファッションのコドモに近寄った。
「ねぇナツィ!」
見て見て、とキヲンはゴスファッションのコドモに白い生き物を見せつける。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。