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幺妖造物茶会 Act 5

「ようせい?」
キヲンもよく分かっていないのかポカンとした。
「なぁにそれ?」
キヲンが露夏に目を向けると、露夏は得意げに話し出す。
「幼生っていうのは子どもって意味だな」
ちょっと難しい言葉だ、と露夏は言う。
ほえーんとキヲンは頷いた。
「ていうかキヲン、それどこで拾ってきたんだ」
ナツィが尋ねると、キヲンはえっとね〜と宙を見る。
「駅の近く!」
「…ふーん、駅か」
ナツィはそう反復して続ける。
「とりあえず、ソイツ元いた場所に戻しておけ」
「えーやだー」
返したくない〜とキヲンは駄々をこねる。

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