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華火造物茶会 Act 3

「…」
みんなは突然の提案にポカンとしていた。
「あれ、みんな興味ない?」
金髪のコドモはそう首を傾げる。
「…いや、別に興味がない訳じゃないんだけど」
急すぎてビックリしてるって言うか、とかすみは呟く。
「確かに」
突然のことだものね、とピスケスは頷く。
「まぁそんなことはいいとして」
花火大会だろ?と露夏が立ち上がる。
「おれはすっげー行きたい!」
今までテレビでしか見たことないからさ、と露夏は明るく言う。
「そうね」
私ももう長いこと花火は見に行ってないし、とピスケスはこぼす。
「自分も、行きたいな」
花火って見たことないし、とかすみは小さく手を挙げる。
「ナツィは?」
金髪のコドモはテーブルの向こう側で頬杖をついている黒髪のコドモことナツィに目を向ける。

  • 華火造物茶会
  • ポエム掲示板大花火大会2023
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