「っ‼︎」 で、でーとってなんだよでーとってとナツィは顔を赤らめながら立ち上がる。 「俺はかすみにそういう感情は持ってないから!」 「えーじゃあなんで顔赤いのー?」 「うるせー!」 キヲンにおちょくられて益々赤くなるナツィの様子を見て、他のみんなは暖かい目を向ける。 「あーもう、行く、行くから!」 行けばいいんでしょ!とナツィはぶっきらぼうに言ってイスに座る。 「ホントに?」 「…うん」 キヲンに尋ねられて、ナツィはそっぽを向きながら頷いた。