「…」
キヲンはナツィにあれやりたい!と言わんばかりに笑顔を見せたが、ナツィは嫌そうな顔をした。
「やりたいとか言うなよ」
「まだボクそんなこと言ってないよ〜」
キヲンはそう言ってスーパーボールの屋台に視線を向ける。
ナツィは暫くその様子を見ていたが、やがて溜め息をついた。
「仕方ない、1回だけな」
ナツィはそう言いつつ服のポケットからがま口を出すと、キヲンはえ、いいの⁈と目を輝かせる。
「いいの⁈って、お前がやりたそうな顔をしてるからだろ」
ナツィがそうジト目を向けるとキヲンはやった〜!と跳ねて喜んだ。
「終わったらすぐにかすみたちの所へ行くからな」
ナツィはキヲンに500円玉を握らせると、キヲンはうん‼︎と頷いた。
〈華火造物茶会 おわり〉