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Trans Far East Travelogue55

倉賀野で待つことおよそ1時間,湘南新宿ライン東海道線直通の特別快速小田原行きが入線して来た。
手元の腕時計を見ながら思わず「定刻の30分遅れか…まぁなんとかなるかなぁ」と呟きながら乗り込むと嫁が「まさか、これで直接帰るわけじゃないでしょう?」と言って確認を取るので「そうだね。大宮までは行くつまりだよ。でも、大宮での接続次第だけどね。下手すると湘南新宿ラインか埼京線で直帰かもしれないし、小山に出れても友部から特急で帰らないといけなくなるかもしれないね」と返す。
そしたら、嫁が「友部から特急だと、どこで降りるの?」と訊いてきたので「時間とルート的に、柏しか選択肢は無いね。そしたら、2分の1の確率で3-1聴けるからいいかなぁ…でも、そうなると後は日暮里の接続次第さ」と答える。
それから暫くはお互いの思い出話をすることになり、気付いたら深谷、熊谷、鴻巣といった埼玉の県北有数の街を過ぎてかつて社会問題と化したかの悪名高き順法闘争で有名になってしまった上尾の駅も出て次の停車駅は大宮となった。
「アプリの列車走行位置によると、宇都宮線も遅延してて今赤羽〜浦和間を走ってるみたいよ」と嫁が言ったので「なら、大宮で乗り換えられるけど、問題は小山だな」と返す。
籠原での増結や運転間隔の関係で運転見合わせ区間に先行列車が1本も無かったおかげで30分あった遅れは10分遅れまで回復し,大宮に着いた。
それから約2分の乗り換えで5分遅れの宇都宮線快速小金井行きに乗り込み,小山を目指す。
東武伊勢崎線が隣に見える久喜、栗橋を過ぎて左側に東北新幹線の高架が見えてきたら、まもなく栃木県有数の大ターミナル,小山に到着だ。

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