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Metallevma:GRANDIDIERITE Ⅹ

「アンタの思いつきやら何やらのせいで、あたしらいっつも面倒ごとに巻き込まれてるからね」
ルビーがそう呟くと、サファイアはまたうんうんと頷く。
「そんなー」
わたしはただ面白そうだからやってるだけなのにーとクリスタルは頭を抱える。
「…それにしても」
その子どうするの?とエメラルドはルビーに尋ねる。
「貴方たちが預かるのか、それとも…」
エメラルドがそう言いかけた所で、ルビーはこう答える。
「え、生み出した当人が引き取ればいいんじゃない?」
ルビーがそう言って後頭部に手を回すと、クリスタルはえ、と顔を上げる。
「アイツが全ての元凶なら、アイツが責任を取るべきなのでは?」
ルビーがクリスタルを指さすと、クリスタルはえええええ⁈と立ち上がる。
「わたっ、わたしが⁈」
「そうだよ」
ルビーはそう言って冷ややかな視線を向ける。
「アンタが始めたことなんだし」
どうにかせい、とルビーはグランディディエライトの背中を押す。

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