コロナウイルスが流行し始めた時、私は中学2年生でした。まともに学校にも行けず、友人関係も薄い私はいつまで経ってもクラスに馴染めなくてSNSで弱音を吐き出すようになりました。
はじめはただ大好きなまふまふさんやそらるさんのことをネットで知り合った彼と話すだけだったのですが、学校で嫌な事があってどうしても立ち直れない時や進路で悩んだ時、いつでも話を聞いてくれて寄り添ってくれました。
当時の私は思春期真っ盛りの鬱状態でリアルで相談出来る人もいなかったので彼に出会って居なければ今のこの幸せな生活を送ることは出来なかったと思います。
彼は顔も名前も知らない人だけれど私にとってはかけがえのないヒーローです。
今ではもう、彼のアカウントも分からなければ彼に連絡する手段もありませんが、いつか彼に成長した姿で感謝を伝えられるようになりたいと思いながら日々を生きています。