校長先生、教頭先生、そしてAfter the Rain先生、こんばんは。
少しだけ私の昔話になりますが聞いてください。
私のヒーローは、中学の時のとある1人の友人です。
私は中学の時に、1人の同級生に虐められ、友人だと思ってた人や先生たちも話を聞いてくれず、ひとりぼっちに感じてた1年がありました。
みんながみんな「無視しとけばいいじゃないか」と言ったんです。
しかし、その人だけは虐めにあった後、私の傍にいてくれました。
話を特に聞いてくれるわけでもなく、ただ傍にいるだけで、それでもその行動だけで私は救われました。
深く話を聞こうとする訳でもなくて、ただ寄り添ってくれただけでしたがとても嬉しかったんです。
虐めにあってすぐのうちは、学校に行くことも人に会うことも怖かったですが、その友人が傍にいて、好きなことの話をしてくれて、徐々にですが外にも出れるようになりました。
お互い進学して離れ離れになりましたが、今でも定期的に友人とは連絡をとっています。
ふとした時に、その子の優しい笑顔を思い出して「この笑顔に私は救われたんだな」と思うと、なんだか少し恥ずかしい気もするんですが、それでもやっぱり私のヒーローなんです。