私の忘れられない言葉は、高校の先生に言われた「何者にもならなくていいからただ真っ当に生きなさい」という言葉です。高校という環境を出て、自由度も責任も大きくなる今、この言葉の大切さを実感しています。周りを見ると「夢中になれるものを見つけて頑張って何かを成し遂げないと!」と焦ってしまうことがあります。その時に何もない自分に悩みすぎるあまりに「私の人生って価値あるのかな?」とネガティブになってしまうこともあるのですが、その時にこの言葉をいつも思い出します。この言葉に私は、特別になんてなろうとしなくて良くて、一人一人違う魅力が絶対にあるし、目に見える特技が無くてもその人の価値はそれだけでは決められないし、自分が間違っていないと思える道を常に選択して進むことが大切なのだと気付かされました。SNSなどで凄い人達を気軽に知ることができてしまう世の中で、疲れてもう嫌だと思ってしまったとしても、この言葉だけは忘れずに自分を大切にして一歩ずつでいいから確実に生きていきたいと思わされる言葉です。