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櫻夜造物茶会 Act 6

それから約1週間後。
いつもコドモ達が集まる物置がある喫茶店の裏で、青髪のコドモと赤髪のコドモが立っている。
…と、そこへ黒髪のコドモが服のポケットに手を突っ込みながら歩いてきた。
「…あら、遅いじゃない」
「ちょっと身支度に時間が」
「まぁそんなことより早く行こうぜ」
3人はそれぞれ言うと、青髪のコドモを先頭に歩き出した。
…と、彼らが歩き出してから暫くして、喫茶店の裏口の扉が少し開いた。
「…ピスケス達、行ったね」
「うん」
金髪のコドモ、キヲンとエプロン姿のコドモ、かすみがポツリと言う。
「…今の内に」
そう呟いて、キヲンは彼らの後を追おうとする。

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