「思い出」としか名付けたくないような
今や過ぎ去ったいつかの日々は
惰性と衝動と情動と慟哭の
濁流のような“これまで”に確かに存在する
煌めきを瞳に宿した君へ
君を何度もそう呼んだ
今日が来る度そう呼んだ
大切なことも忘れちゃう僕の頭に
その光が明確に焼き付いた
過剰でも過大でも大袈裟でもない
鮮やかにまたたくライブハウス
間違いなくこの目が見たその光は
瞼を閉じれば今もそこにある
煌めきを瞳に宿した君へ
今君はまた一歩踏み出す
挑戦的で冒険的な一歩かもしれない
なんとなくでしょうがなくな一歩かもしれない
でも、
五分の一世紀
君がこれまで積み上げたもの
五分の四世紀
君がこれから手にするもの
その輝く目が見つけるもの
何よりも美しく、その心を彩る
そんな光が確かにあること
僕は君に教えたい
信じてる、とかじゃなくて
確信ではなく、確実
だから、大丈夫
君が思うままに歩くのだ
夢と終わることない旅路を
君が愛した言葉と一緒に
今ここにしかない“今日”を
君が愛した友と一緒に