俺は目を閉じた。二度と開ける事はないだろう、と思った。 そして。 「ー...生きてる...?」 自分の部屋で目が覚めた。 うーん、と、起き上がって伸びをする。 (目線が低い...?) 自分の目線の低さに違和感を覚えた。 くるり、と部屋を見渡す。 「な...っ⁉︎」 鏡を見て驚愕した。 そこには、見慣れた猫...愛猫のテトが映っていた。