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深夜の珈琲占い  No.10

そして降り注いだ氷塊は全て。

“なっ?!何だ⁈”

彼女の上空2メートル程で停止した。
彼女は微笑んでで語りかけた。

「君、魔術師を知ってるかい?」
“...それ位知っておる、貴様舐めているのかッ!”

完璧に怒らせてる。
どうするつもりなんだ。 
彼女は杖をつきながら続ける。

「でねぇ、魔術師は杖がないと魔術を使えないのだよ!つまりね、君が一発目で杖を破壊しなかった時点で、負けていた様なものだったのだよ。可哀想にね。」
“フン、余り馬鹿にしてくれるなよ小娘。杖の破壊をしなかったのはな、その様な事をせずとも貴様を殺せるからよ!”

一気に飛びかかるクリアウルフ。

「マスター危な...ッ⁈」

クリアウルフが飛びかかり、爪で切り裂かれる!
そう思った刹那。

“なッ⁈⁈”

彼女の姿が...視界から消えた。
それと同時に、クリアウルフも体勢を崩す。

  • ぼくのわたしの主従関係
  • そろそろ一段落つくか?
  • 人気あれば続編出します!
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