ピピピピ...
五畳の和室に、目覚まし時計が鳴り響く。
そこには、目覚まし時計に手を伸ばす少女の姿があった。
少女の名は波留川桜音(はるかわさくね)。
この屋敷に住んでいる中学生である。
彼女は階段を降りて、洗面所へと向かう。
そして。
「起きてたのかい?今日は遅いね。」
彼女に後ろから声を掛けたのは光(ひかる)。
この屋敷の主である。
「御早う御座います、先生。」
彼女は光を「先生」と呼ぶ。
光が「好きに呼び給え」と任せた結果、「先生」に落ち着いたらしい。
「ホラー注意」って言われると余計気になるじゃん。
あとどうしても物語を書けない時は別のことをしたり考えたりするとその内アイデアが降ってくるかもしれないとはよく言うからね。
別の物語を書くのも、悪いことではないさ。
ありがとうございます。
今年のクリスマスは小説執筆祭りです!